こんにちは、康文です。今回は吉川晃司さんの14枚目のスタジオ・アルバム
PANDORAをレビューしていきます。
リリースは2002年8月7日。オリコンチャート32位。
KOJI KIKKAWA CONCERT TOUR 2002 “スマッシュTHEパンドーラ” 2002年8月16日(金)∼2002年10月19日(土) 全16公演
シングル曲 パンドーラ リリース 2002年6月26日
収録曲
1.TOKYO CIRCUS
2.The Gundogs
3.Fame&Money
4.Crack
5.Little my girl
6.ユメノヒト
7.マシンガンジョー
8.パンドーラ
9.Juicy Lovin’
10.もしも僕が君ならば
それでは1曲ずつレビューしていきます。
1曲目 TOKYO CIRCUS 吉川さん特有で独特なパワフルナンバー。こういった直線的な曲も新たなフェーズに入ったというか、常にアップデートしているなと感じさせる曲の構成で、すごく完成度が高い曲だと思います。

2曲目 The Gundogs カッコイイ。シンプルなロックンロールナンバーです。ベースにBOØWYの元メンバー松井常松とドラムに高橋まことが参加しています。この曲はリミックスバージョンがあり、2002年12月21日にミニ・アルバムとして発売されています。僕はこのミニ・アルバムを持っていますが、オススメです。
3曲目 Fame&Money ライヴで盛り上がる曲です。できれば映像で吉川さんのアクションを観てほしいですね。ドラムはパワフルかつ子気味良い音を繰り出す、そうる透さん。
4曲目 Crack 少し歪んだ感じのある空気感の世界で歌い上げる吉川さんの怪しげな歌声が魅力的な曲。
5曲目 Little my girl 吉川さんのファルセットが印象的で、ポップでありながらギターもしっかり音源におさまっていて、リラックスして聴ける”やさしい”曲です。

6曲目 ユメノヒト 僕がアルバムの中で一番好きな曲です。せつなく弱々しくも聴こえる吉川さんのボーカルがなんとも言えず、すっと耳に入ってきてリピートしたくなります。キャッチ―ではないですが、ひじょうに歌詞(作詞は吉川晃司・Jam)も曲(作曲は吉川晃司)もバランスがとれていて音の処理も良く、バラード作品として秀逸であると僕は思います。
7曲目 マシンガンジョー ギターのリフがかっこいいし、ギターソロも良いです。それに後藤次利さんのベースが効いています。曲の展開がスリリングでありパワフルでCOOLなロックンロール・ナンバーです。
8曲目 パンドーラ ハードでありながらポップに聴こえるのは吉川さんとホッピー神山さんによる作曲・編曲にあると僕は思います。絶妙なバランスでギターが曲自体をリードしていき、松井五郎・吉川晃司の作詞による吉川さんの歌いまわしもかなり曲のウエイトを占めていて、良い曲に仕上がっていると思います。
9曲目 Juicy Lovin’ ゆったりめの曲で作詞・作曲・編曲は吉川晃司。コーラスでSOPHIAの松岡充さんが参加しています。

10曲目 もしも僕が君ならば アルバム最後の曲はアコースティックギターが特徴的で、吉川さんがささやくように歌うミディアムナンバー。
スタジオ・アルバム14作目ですが、よくここまでたくさんの曲を吉川さんは創ってきたなぁと思わせるぐらいいろいろな曲があったと思います。
今後も吉川晃司さんのレビユーをしていくのでよろしくお願いします。
読んでいただいてありがとうございました。 Yaptacticsblog やっぷたくてぃくすぶろぐ