吉川晃司 CDレビュー A-LA-BA・LA-M-BA ア・ラ・バ・ラ・ン・バ

吉川晃司CDレビュー

 

こんにちは、康文です。今回は吉川晃司さんの5枚目のオリジナルアルバム、A-LA-BA・LA-M-BA

をレビューしていきます。

 

アルバムのジャケットが目を引きますね。僕の記憶では当時、PATi・PATi→パチパチという

音楽雑誌に(ソニーミュージック出版社)吉川さんがたびたび表紙を飾っていて、その流れ

からアルバムジャケットのデザインに決まったいきさつがあったと思います

(間違っていたらすみません)。

 

アルバムのリリースは1987年。オリコンチャート2位。売り上げは21.2万枚

シングルカット曲 MARILYNE 9.2万枚

終わらないSun Set 5万枚

 

『A-LA-BA・LA-M-BA』は特に意味はなく、仮歌の段階で吉川さんが歌詞を決めずにアラバランバと

歌っていたが、結局それがそのまま歌詞として採用されたという経緯があります。

 

収録曲

1.A-LA-BA・LA-M-BA

2.MARILYNE

3.BIG BAD BABY BASTARD

4.終わらないSun Set

5.雨のTraveller

6.Stranger in Paradise

7.Another Day

8.Good-byeの次の朝

9.きらわれついでのラスト・ダンス

10.RaspberryAngel

 

それでは1曲づつレビューしていきます。

 

(2025 REMASTER VERSION)

1曲目 A-LA-BA・LA-M-BA 前作の『MODERN TIME』も斬新な作品でしたが、今回のA-LA-BA・LA-M-BAも際立ってカッコイイそのオープニング曲。吉川さんが、作詞・作曲を担当。セクシーな詞と効果的なサックスの音、コンピュータ・プログラミングMIXし刺激的な曲に仕上がっています。吉川さんの作品をもっと評価されるべきではないかと僕は思います。言うなれば、「攻めの姿勢」の曲。

 

 

2曲目 MARILYN イントロのギターは布袋寅泰さんでしょうか?ギターの音色も布袋さんにしか出せないような音のような気がしてならないのですが…。MARILYNは、当時吉川さんがお付き合いしていた女優さんだと噂されていますが、真相は吉川さんに聞いてみないとわかりません。曲自体はすごく聴きやすい曲です。耳になじみます。この曲も吉川さんが作詞・作曲を担当しています。

 

3曲目 BIG BAD BABY BASTARD ギターのカッティングの子気味いいロックナンバー。繰り返し聴くと音の厚みやアレンジがしっかりにじみ出て楽しくなります。結構コンピュータ・プログラミングも多用されています。吉川さんが作詞・作曲を担当。

 

4曲目 終わらないSun Set 吉川さんがつかの間のオフにニューヨークに滞在していた時にできたといわれている曲(このアルバムほとんど曲も)。ゆったりと流れるミディアムテンポのナンバー。いまでも色褪せない美しい曲です。SunSet(日没)の情景が曲を聴いていると浮かびますね。

 

5曲目 雨のTraveller ベースが耳に残る曲です。吉川さんのボーカルが前作と比べるとだいぶ大人びてきてアイドルの頃の若さあふれる声から、大人の男の声に様変わりしているように思います。

 

6曲目 Stranger in Paradise ギターのかっこいいフレーズ・カッティング、ベースのブリブリくる曲やそれに打ち込み・コンピュータ・プログラミングを含んだものやサックスの入った曲。吉川さんの曲って多種多様で、他のアーティストやバンドにはないオリジナルのジャンルを構築したのだと思わせる曲です。作詞・作曲は吉川晃司。

 

7曲目 Another Day ダンサブルでノリがいい曲。ベースが強調されているなぁと思ったら編曲は後藤次利さんで、作曲は吉川さん。アイドルから完全にアーティストとしてロック・ボーカリストにチェンジしたのが聴いていて納得できます。

 

8曲目 Good-byeの次の朝 空間を彩るシンセサイザーと効果的にアレンジされたコンピュータ・プログラミングもミディアムナンバーです。アルバムというのは、よく聴きこまないと1曲1曲の良さがわからなかったりしますが、まさにこの曲がそうで、2回3回と聴くとまた曲の聴こえ方が違うのとデジタル・リマスター版だと音の粒までしっかりと聴こえるのかなぁと思います。

 

 

9曲目 きらわれついでのラスト・ダンス 歌いまわしが、まさに吉川晃司節といいますか、もうこのアルバムの時点で吉川さんの歌い方って完成形に近いような気がしますね。独特ですよね。これがいいんです。作曲は吉川晃司。

 

10曲目 Raspberry Angel テンションコードがうまく効いている曲です。クレジットを見てみると、編曲は後藤次利さんでやっぱりといいますか。テンションコードは基本的なコードにテンションコードと呼ばれる音を付け加えて響きが複雑になり特有の緊張感を曲に与えるコードで、曲づくりにおいて音楽的な構成も吉川さんのキャリアに大きな積み上げになったのではないのでしょうか。作詞・作曲は吉川晃司。

 

11曲目 やせっぽちの天国 この曲はCD盤のボーナストラックです。80年代の王道ともいえるアレンジで、コンピュータ・プログラミングを前面に押し出したブラックミュージックをおもわせるような曲です。音楽性についてはまだ暗中模索というか、一つに固まっていない時期に書いた曲なのだと思います。布袋寅泰さんとCOMPLEXを結成するいわば前段階の実験的要素も含め今できる全てを出したのだと思います。

 

僕はアルバムを2度3度と聴きこむとよりいっそう曲の良さが分かりました。みなさんも機会があればこのアルバムを聴いてみてください。

 

読んでいただいてありがとうございました。 Yaptacticsblog  やっぷたくてぃくすぶろぐ

 

 

 

 

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