吉川晃司 CDレビュー GLAMOROUS JUMP グラマラス・ジャンプ

吉川晃司CDレビュー

 

こんにちは、康文です。今回は吉川晃司さんの6枚目のオリジナルアルバム、GLAMORUS JUMPを

レビューしていきます。

 

GLAMORUS JUMP(2025 REMASTER VERSION)

 

1. 踊れよ Rain

2.  HOT LIPS

3. JUST A LIFE

4. BIRTHDAY SYMPHONY

5.  Little Darlin

6. GLAMORUS JUMP

7. HONEY PIE

8. 恋をしようぜ!!

9. LAYLA

10. BACK TO ZERO

 

リリースは1987年11月21日。オリコンチャートLP盤が3位、総合チャートでは最高5位。

カセットテープおよびCDを含めた総合売り上げ枚数は11.7万枚。

 

このアルバムは

吉川さんが自ら楽曲制作をして、アイドルからアーティストへ完全脱却しようにも良い曲が書けなか

ったジレンマに襲われていたのかもしれません。他の人から提供された、モニカとか

LA VIE EN ROSEって明るい曲が多いですけど、そこらへんのバランスも個人的に考えて聴いてみ

ると、レコーディングは精神的に参っていたのかもしれません。

アルバムを聴くとそこまでどす黒い内面のイメージの音楽ってわけでわないというのが僕の率直な

感想です。

 

それでは1曲ずつレビューしていきます。

 

 

1曲目 踊れよRain 重厚なSEから始まり、ヴァン・ヘイレンを彷彿とさせるシンセサイザーのメロディが耳に残ります。明るい感じで1曲目としてはなかなかの出来だと思いますし、僕は好きです。聴きやすい曲。

 

2曲目 HOT LIPS シングルカットされる予定だったがリリース中止となった曲。GLAMORUS JUMPは1曲もシングルカット曲がありません。しかしこの曲はシングルカットしても非常にクオリティの高い曲だと思いますし、吉川さん才能あるなぁと思います(作詞・作曲は吉川晃司)。あまり悩まないでこういった曲を量産してもらいたかったとファン目線で思ってしまいました。

 

3曲目 JUST A LIFE サックスが効果的に入っていて小気味いい曲。サビの部分もすごく良いです。歌詞も良いので、歌詞をネットで検索してみながら曲を聴いてほしいです。アレンジは80年代ですが、その時代のカラーであり古いとかいう感じより、時代を彩っている音楽という印象です

 

 

康文の視点→アルバムの売り上げ枚数が11.7万枚ですが、SMSレコードが健全経営していたのであれば、もしくはEMIやソニーだったら20万枚のセールスも常識的には可能だったのでは。所属レコード会社によって稼ぎが左右されるのも理不尽というか理解にしがたい気持ちになります。アルバムが売れたら売れるだけアーティストの収入になるわけで。もったいないと思います。

 

 

4曲目 BIRTHDAY SYMPHONY デジタルリマスター版で聴いているからか音の輪郭がはっきり聴こえて、音の厚みがしっかりあり効果音も刺激的に聴こえます。

 

5曲目 Little Darlin’ かっこいいギターのリフとキーボードのメロディ、サックスが絡み合うイントロ。セクシーと言えばいいのか、吉川晃司サウンド特有の色気のあるナンバー。サビの歌詞が歌いやすいくてすごく好きです。

 

 

6曲目 GLAMOROUS JUMP 作詞・吉川晃司、作曲・W.GUYというクレジットになっていますがW.GUYとは吉川晃司さんと布袋寅泰さんの共作ペンネ―ムです。布袋さんのカッティングが非常に心地よい。音の一つ一つが凝っていて完成度の高い曲です。

 

7曲目 HONEY PIE RCサクセションの今は亡き忌野清志郎さんが作詞・作曲を担当。清志郎さんのカラーが出ていてそれを吉川さんが上手く歌いこなしていて、アルバムの中では少し毛色の違う曲。吉川さんはどんな曲にも対応できる才能の持ち主ですね。

 

8曲目 恋をしようぜ この時の吉川さんの等身大のラブソングを歌ったのではないかと思います。ストレートな歌詞が好感をもてますし、軽快なリズムと上手く調和してロック・ポップチューンに仕上がっています。

 

9曲目 LAYLA この曲を原型としたら、現在の吉川さんのサウンドの礎的なものになるのかなぁと思ったミディアムテンポのナンバー。若くて荒々しさがあるけれど足が良いと思います。

 

10曲目 BACK TO ZERO アルバムの中で一番好きな曲。ハードロックばりのイントロのギターが特徴的でどんどん前進していくような強力なテンポで曲を押し進めていきます。そして注目は歌詞。今でも通ずる刹那な気持ちにさせる吉川さんの歌詞は凄いと思います。吉川さんにしか書けないこの歌詞をネットで検索して読んでみてください。

 

あまり評価されていないようなアルバムですが、結構気分が落ちている時、例えばGLAMOROUS JUMPやBACK TO ZEROを聴くと心が浄化された気持ちになるのでぜひ聴いてみてください。

 

読んでいただいてありがとうございました。Yaptacticsblog  やっぷたくてぃくすぶろぐ

タイトルとURLをコピーしました