こんにちは、康文です。今回は吉川晃司さんの20枚目のスタジオアルバム『OVER THE 9』をレビューしていきます。吉川さんは2026年 KIKKWA KOJI LIVE 2026 Higher and Higher Tour で日本全国回っていますが、NEWアルバムを約4年間リリースしていないこともありこのアルバムをレビューしたいなぁと思いました。
ツアーダイジェストのYouTube映像貼っときます
リリース 2022年11月2日 オリコンチャート5位
収録曲
1.ソウル・ブレイド
2.BLOODY BLACK(Album Version)
3.Over The Rainbow
4.まだ愛のために
5.ギムレットには早すぎる
6.風が呼んでいる
7.タイトロープ・ダンサー
8.Lucky man
9.One Side Liar
10.The Last Letter(Album Version)
11.焚き火
12.Brave Arrow

ソウル・ブレイド WOWWOW『ラグビーテストマッチ2022オータム・ネーションズリーグ』テーマソング
Over The Rainbow 水球日本代表ポセイドンジャパン応援ソング。日本水泳連盟から正式に水球日本代表公式応援ソングとして認定されています。
Lucky man カルビー『かっぱえびせん』Web限定CMソング。
The Lsat Letter 映画『劇場版マジンガーZ/INFINITY』主題歌。
それでは1曲ずつレビューしていきます。
1曲目 ソウル・ブレイド イントロの空間的かつクリーンなギターと、タイトでありながらパワフルなドラムがかっこいい。ポッピー神山さんのキーボードも効果的に入っていて、聴いていて快楽的な気持ちにさせてくれながらそのままギターソロへ。どちらかというとハードロック寄りなのかと思うのですが、吉川さんの華のある歌声が独特なロック・サウンドへと昇華していく曲だと思います。
2曲目 BLOODY BLACK よく音源を聴くと吉川さんの低音ボイスが印象的です。男らしくセクシーな声をもっと称賛したほうがいいと思うのですが…。ステージアクションばっかり、そういう目立つところではなくシンガーとしての個性的な部分を注目してほしいです。吉川さんの曲ってありそうで他にはないところがすごく強みで音質にも結構こだわっていて妥協がなく、ライヴのスピーカーを最新のデジタル仕様にアップデートしているところも僕は評価しているところでもあります。
3曲目 Over The Rainbow この曲をはじめて聴いた時は、あまりこれだという感触は正直に言ってなかったのですが繰り返し聴くことによって吉川さんの水球に対する情熱・想いが曲からビンビン伝わってきて、ポジティブな気分になるのですごく気分がよくなる曲です。

4曲目 まだ愛のために イントロのギターが心に響き、そのあとのピアノの情緒的な旋律がしみじみとあふれてひじょうに味わい深いバラードです。吉川さんの危険な香りがする艶やかな低音ボイスに磨きがかかって、大人の男の渋みが出ていてかっこいい曲になっています。
5曲目 ギムレットには早すぎる 2026年時点で吉川さんのライヴのセトリに必ずといっていいほど入っている曲です。レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説『長いお別れ』に登場する台詞のオマージュと思われます。吉川晃司流ハードボイルド・ロックでも称ましょうか?夜の闇にきらびやかに光るネオンのようなシンセサイザーの音が印象的です。アルバムジャケットがこの曲にイメージぴったりな印象に僕は思います。
6曲目 風が呼んでいる このアルバムはラウドなギターサウンドが多いのですが、この曲は軽快かつポップな感じのギタ―の音色が特徴的で、ビートルズを彷彿とさせるギターのリフが特徴的です。歌詞は松井五郎さんでミディアムテンポにフィットしたメロウに歌えるように仕上がっていてとても良いです。

7曲目 タイトロープ・ダンサー Jamさんが作詞を手掛けていて、なるほどそうだよなぁという内容の大人のロックナンバーです。人生観を歌い『綱渡りより 世渡りなんてね 昔の人はイイコト言うね 』みょうに説教じみたことにならずスッと腑に落ちるコトバが散りばめられていて、サウンド的には聴きやすいです。
8曲目 Lucky man 松井五郎さん作詞で、吉川さんの生き様というか前へ前へ失敗を恐れず挑み続け、人生描いていこうよというメッセージをふんだんに盛り込んだ元気の出る曲です。曲調はギターを主体としてキーボードが絡んだポップで弾けるようなサウンドで、カルビー『かっぱえびせん』のCMソングとしてしっかりハマるイメージになっていると思います。
9曲目 One Side Liar 曲は割とゆったり目ですが、吉川さんの生き方、逃げずに真実を貫き通せ、この欺瞞だらけの世の中で嘘ばかりついても歴史や時が裁くのだという強烈なメッセージが歌詞の中に込められています。作詞は松井五郎・吉川晃司。実際COMPLEXの活動で令和6年能登半島地震の復興支援で12億8633万4539円寄付しています。一本気のある吉川さんをこれからも応援していこうと思います。
10曲目 The Last Letter バラード曲です。『劇場版マジンガーZ/INFINITY』のエンディングテーマ。Last Letterとはアルファベットの最後の文字であるZを指していて、すべての始まりと終わりというメッセージテーマを含んでいます。曲調は壮大でアニメの主人公は自分の生き方や美学を貫き多くを語らずに去っていく男です。不器用な男の生きざまが吉川さんの生き方にシンクロするかのような気が僕はします。ピアノの旋律が優しくも悲しげで、吉川さんのボーカルがなんとも力強くてしっとり歌い上げるところが聴いていて心を癒してくれるようなところが包容力があって凄く良いです。
11曲目 焚き火 男の渋さが際立っていてダンディズムここにありというカッコイイ曲です。吉川さんのプライベートスタジオでレコーディングした歌声をそのまま使用して曲の完成に至ったとされています。2020年にフジテレビ系列で放送された主演ドラマ『探偵・由利麟のエンディングテーマです。
12曲目 Brave Arrow 『探偵・由利麟太郎』のメインテーマでインストの曲です。ホラー要素満載でありながら哀愁漂う都会を彷徨うカウボーとうイメージがピッタリで、鳴り響くギターが出すぎず程よくブルージーで聴きごたえがあります。この曲も焚き火もドラマ初回放送日に合わせて2020年6月16日に配信シングルとしてリリースされました。
読んでいただいてありがとうございました。 Yaptacticsblog やっぷたくてぃくすぶろぐ
