羊文学 Don’t Laugh It Off レビュー

羊文学

こんにちは、康文です。今回は羊文学の Don’t Laugh Offをレビューしていきます。


羊文学の音楽のルーツはシューゲイザーやオルナティブ・ロックやグランジと言われています。僕は羊文学を初めて聴いた時カートコバーンを思い出しました。


リリース 2025年10月8日 5枚目のフルアルバム


日本最大規模の国際音楽賞 MUSIC AWARDS JAPAN                          

最優秀国内オルタナティブ アーティスト賞 受賞              

最優秀国内オルタナティブ 楽曲賞 受賞

2025年 最優秀国内オルタナティブ楽曲賞 受賞曲 more than words

2026年 最優秀国内オルタナティブ楽曲賞 受賞曲 声





収録曲

1.そのとき

2.いとおしい日々

3.Feel

4.doll

5.声

6.春の嵐

7.愛について

8.cure

9.tears

10.ランナー

11.未来地図2025

12.Burning

13.don’t laught it off anymore

14.more than words (Miso Extra Remix)





それでは1曲ずつレビューしていきます。



1曲目 そのとき ピアノの旋律が、これから羊文学のどんな音がはじまるのだろうと期待する気持ちでいっぱいになります。ささやくように淡々と歌い上げる塩塚モエカさんのボイスが魅力的です。佇まいからは想像できないグランジ的でヘビーなギターサウンドのアンバランスさがかみ合った曲だと思います。

 



2曲目 いとおしい日々 ブルボン「オリジナル ビスケットシリーズ」TVCM曲。アルバムジャケットの踊りだすタイミングの風景を観ながらイメージして聴くとリアリティいっぱいなビジョンで聴けます。いつの時代も人が考えることは同じで、朝の憂鬱な心理状態や日々何ができるかという苦悩のようなものが歌詞に綴られていて楽曲の小気味よいリズムにしっかりと嚙み合っていて、アーティストとしての才能をすごく感じます。


3曲目 Feel TVアニメ『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』オープニング主題歌。ギターに重厚感があります。ビジュアルをみると細かい音を創るアーティストなのかぁと思ってしまいますがその逆で、パワフルなギターを奏でるところが特徴的です。バックボーンである音楽の影響が音楽性に出るものなので、それが音の力強さになっていると思います。歌詞は内面と自分自身を問いただしながら生きて行けたらという真っすぐでポジティブあり、歌声がエネルギーがあって曲にパワーをもらえるところが羊文学のサウンドがリスナーにしっかり届く要因なのだと僕は確信します。


4曲目 doll この上ない心地よさ。ギターの歪みの感覚が。歌詞のラブソングというより内面の事を吐き出すような内容ですが、それが説教臭くなく詞的な世界で綴られていて僕は好感が持てます。塩塚モエカさんはバランス感覚に長けた人なのだと思います。



5曲目 声 フジテレビ系月9ドラマ『119エマージェンシーコール』の主題歌。そしてMUSIC AWARDS JAPAN 2026 最優秀オルタナティブ楽曲賞受賞曲。曲の前半はアコースティック主体で展開していくミディアムテンポで、塩塚モエカさんのボーカルが力強く、タイアップもつくしアワードも受賞するだけのことがあって曲の持っているパワーもこちらが奮い立たたされる気持ちになり、聴いていて気持ちいい曲です。



6曲目 春の嵐 日常の細やかな心の揺らぎとオルナティブ・ロックの激しく歪んだギターが合いまった世界が魅力的です。それが羊文学のカラーだと僕は思うのですが、この曲もあてはまると思います。シャウトをせず淡々と歌い上げる特徴的な塩塚モエカさんのボーカルに聴き入ってしまいます。

 


7曲目 愛について エレキギターというのは単に弾いてるだけでは他人との違いがでない楽器ですが、塩塚モエカさんのギターはそれとすぐわかる特徴的なギターの音を出していると思います。オルタナティブとかいうくくりではなく、重厚的だけどオーディエンスに響くギターが耳に届くという点は才能の塊といっていいでしょう。詞については重さを引きずらないといか淡々と綴っているけどさっぱりしているところが僕は好きです。


8曲目 cure 塩塚モエカさんの世代でないと創れない曲調というかこの空気感は現代アーティストの創造力と才能に恵まれた曲だと思います。ふわっとしていてもはっきりとボーカルは聴こえる心地よい音の渦に包まれる雰囲気が最高に気持ちいいです。

 



9曲目 tears 映画『かくしごと』主題歌。歌唱法がささやくような優しいボイスで発している塩塚モエカさんのスタイルが特徴的です。オルタナティブロックとは異なる母性で包み込むようなゆったりとしたアレンジが心地よく耳に届きます。


10曲目 ランナー NTT西日本新TVCM『愛される未来へつなげよう』篇のタイアップソング。イントロのギターカッティングが羊文学の音だなぁと、そして曲が始まるワクワク感が何とも言えない気持ちになります。塩塚モエカさんはこの曲に関してはシャウトしているように僕は思います。それは歌詞の、走る走るからしてもベースの河西ゆりかさんのブリブリくるベースラインからも力強さを感じるし、とにかく元気を聴き手にくれる曲です。


11曲目 未来地図2025 TAKANAWA GATEWAY CITY 未来体験シアターオリジナル楽曲。このアルバムは多くのタイアップソングがあります。(全部で5曲)。塩塚モエカさんの歌い方が他の曲と違って、声を前へ飛ばすというかはっきりと発音する歌い方に変えていると思います。またSEとか打ち込みも導入していて新たな羊文学の境地が垣間見れて聴いていて楽しいです。




12曲目 Burning TVアニメ【推しの子】第二期エンディング主題歌。これぞ羊文学サウンドのギター炸裂というギターの音が強烈に耳に刺さるように響き渡ります。僕はSONY MDR-CD900STというモニターヘッドホンで聴いていますが、ドラムのドスッという音やベースラインもしっかり拾えて楽しく聴けることができます。イヤホンもいいと思います。





13曲目 don’t laugh it off anymore 塩塚モエカさんの歌い方がCHARAさんみたい。CDによくあったボーナストラックのような雰囲気で、張った声ではなく囁くような発声でびっくりしました。曲によって歌い方を変えてくるところがアーティストとしての懐の深さなのかと思います。曲自体にギターの音は入っていません。全編プログラミングで構成されていて羊文学の違った一面が垣間見れてひじょうに興味深い曲と言えます。


14曲目 more than words (Miso Extra Remix) Misoはロンドンを拠点に活動する女性アーティスト。原曲のギターサウンドからディープハウス、クラブビートの方向へRemixされています。ギターなしの羊文学もなかなかこれで成立するのも曲自体のクオリティが高いからだと僕は思います。


読んでいただいてありがとうございました。 Yaptacticsblog やっぷたくてぃくすぶろぐ




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