こんにちは、康文です。今回はマライア・キャリーの16枚目のスタジオ・アルバム、HERE FOR IT ALLをレビューしていきます。
リリース 2025年9月26日
Type Dangerous デジタルチャート1位
ビルボードランキング Adult R&B Airplay1位
収録曲
1.Mi
2.Play This Song(feat.Anderson Paak)
3.Type Dangerous
4.Sugar Sweet
5.In Your Feelings
6.Nothing Is Impossible
7.Confetti & Champagne
8.I Won’t Allow It
9.My Love
10.Jesus I Do (feat.The Clark Sisters)
11.Here For It All
国内版CDボーナストラック
12.Type Dangerous(DJ Snake Remix)
13.Sugar Sweet(Shenseea&Kehlani)

それでは1曲ずつレビューしていきます。
1曲目 Mi Miはマライアの私を意味する自己宣言曲です。R&B・ヒップホップ色の強い曲調でセレブ感のある歌詞が特徴的なオープニングナンバーです。
2曲目 Play This Song(Anderson.Paak) ブラックコンテンポラリーとして聴いてもいいと思えてリラックスできる、ひじょうに完成度の高い曲です。アルバムの中で人気の高い曲です。
3曲目 Type Dangerous アルバムからのリードシングルです。ヒップホップな曲であり、マライアの歌詞が強気で『デンジャラスに、デンジャラスなのが好き』というフレーズが日本人と良い意味でかけ離れていて興味深いです。

4曲目 Sugar Sweet ケラー二とシェンシーが参加したコラボでR&Bでありレゲトン(Reggaton)→[1990年代後半にプエルトリコで誕生したジャンルでレゲエ+スペイン語のラップ+Hip HopがMIXされたジャンル]で夏っぽくスウィートな恋を表現しています。
5曲目 In Your Feelings 僕がこのアルバムで一番好きな曲。バラードが心を癒してくれます。マライアの特徴であるホイッスルボイスも聴けて最高で、ボイスがスタッカートで跳ねる瞬間が特にいいですね。
6曲目 Nothing Is Impossible マライアのゆっくりと語りかけるようなボーカルが印象的です。「不可能なことは何もない」力強いテーマと揺るぎない歌詞に込められたひとつひとつのコトバが勇気づけられます。

7曲目 Confetti & Champagne メインで歌詞を書いているのはマライアだと思いますが(他の作家さんも作詞の補強をしていると思われる)人生経験を積み上げた女性が語るマライアの等身大の自分を赤裸々に語っているところがしっかりと曲に反映されていてひじょうに興味深いです。
8曲目 I Wont Allow It 重ためのR&Bビートに乗せた曲で、マライア自身思いを細部まで克明に記した歌詞が目を引きます。もっとふわっとした内容でもよさそうですが、はっきりと自分自身の気持ちを表現できるところがアメリカのショービズ界で生き残っている証なのかもしれません。
9曲目 My Love 原曲はポール・マッカートニーです。マライアの力強い歌声が聴いているスピーカーから響き渡る音圧が圧巻で、ボーカリストとしての度量の大きさにほれぼれします。

10曲目 Jesus I Do (feat.The Clark Sisters) ゴスペルグループのクラーク・シスターズとのコラボ曲です。もちろんですが、ゴスペルの色合いが強く出ていてキックがひじょうに強いですね。”神はあなたについてゆく”マライアの精神的な支えになっている宗教的観念に基づくような作品であり、ポジティブな気分にさせてくれる曲です。
11曲目 Here For It All アルバム最後の曲は、人生の良い時も悪い時もすべて引き受け力強く生きていくという意味になるのでしょうか。栄光と絶望の両方を経験したマライアの精神的力強さをこの曲では表現しているのかなぁと思います。旋律がピアノとマライアのボーカルとコーラスが主体でありながらも曲の厚みがしっかりあるエモーショナルな曲です。
読んでいただいてありがとうございました。 Yaptacticsblog やっぷたくてぃくすぶろぐ
